進学塾enaのクオリティが変わった!|校長の手腕が塾のクオリティを左右する
塾業界は過酷な労働環境ということもあり、人材の出入りが激しい業界と言えます。
(記憶に新しい昨年の”大量退職の報道”に関する記事はこちら)

特に進学塾enaは、たくさんの校舎を少人数の社員で運営しているため、どこかで社員の減員が発生すると玉突きのごとく、各校舎の教員が変わります。
もちろん、減員キッカケだけではなく、各校舎の実績に応じて社員ローテーションを行ったり、校舎の統廃合によっても社員の配置変更が行われていると思います。
そんななか、実は、最近うちの子が通っている校舎でも校長が変わりました。
今回の記事では、校長交代により変わったことについて、解説したいと思います。
- 校長でクオリティが全然変わる!
- それだけ本部は各校舎に丸投げしているということ(それが良い校舎もあれば悪い校舎もある)
校長によって全く変わるクオリティ
今回の校長交代によって、塾のあらゆること全てが変わったと言っても良いくらい、変わったというのが、リアルな実感です。
つまり『校長によってクオリティが全く変わる』ということです。
幸いなことに、今回うちの場合は全て良い方に変わりました。
なお、これまでの校長も具体的な悪いところがあった、というわけではありませんでした。
むしろ過去記事にも書いた通り、校舎の中では1番しっかりしているし、よくやってくれていると感じていました。

ただ、比較対象ができたときに、いまの方がクオリティが良いと感じることが多々あったというのは事実です。
もしかすると、以前の校長のほうが進学塾enaにおける一般的クオリティという可能性もゼロではありません。その点だけ予め補足しておきます。
校長で変わる運営内容の差
以降では、具体的に、何がどのように変わったのかを実例にて解説していきます。
①授業報告が毎回行われるようになった!
進学塾enaでは、一応、毎回の授業が終わった後に授業報告をするルールがあるようです。
“一応” と書いたのは、これまではほぼなかったからです。
授業報告がある場合も、授業実施日の数日後に報告が来るいうこともザラにありました。
それが新しい校長になってからは、毎回、その日のうちに授業報告が来るようになりました。
授業報告は、アルバイト教師が受け持つ授業についても必ず来るようになりました。
これは、完全に校長の指示によるものです。
また校長の授業報告では、今後の勉強の参考になるアドバイスが記載されています。
(20×20までの掛け算や、3.14の倍数の暗記の数を増やそう、等)
これまでは、保護者にも見える形で「こうやって学習した方が良い」とか「この単元は重要」等の情報が共有されることはありませんでした。
それがこういう形で見えることで家庭内での学習フォローに役立てることができるようになるため、こういったフィードバックは非常に有益だと感じています。
(なお、アルバイト教師の授業報告は、正直イマイチなものが多いですが、今までは報告ゼロだったことを思えばクオリティはあがったと言えます)
②家庭への書類提出の依頼が増えた!
これまで塾校舎から家庭への配布物はあれど、塾校舎から「〇〇の書類を提出してください」という資料の提出依頼は、来たことがありませんでした。
新しい校長になってからは、こういった資料の提出依頼が2回ありました。
1つは「小学校の成績表」で、もう1つは「小学校の年間行事予定表」です。
どちらも利用目的は言わずとも想像できると思いますが、
「成績表」は、個々の生徒の得意・不得意を理解するためで、
「年間行事予定表」は、塾のイベントスケジュール計画の参考にするためです。
これらの資料を出したからといって、すぐに毎回の授業内容に反映されるわけではありませんが、こういった姿勢(個々の生徒を理解して、少しでも効果のある授業にしようという姿勢)が見えるだけで保護者としては安心感が違います。
③特別課題を出してくれるようになった!
特別課題というのは、通常シーズンで出される宿題ではなく、特定時期や期間で出される宿題のことです。
小学校が休業になる春期講習の時期や、GW期間の大型連休の時期が近づくと、通常授業のタイミングも変則的になることがあり、その結果、次回の授業までの期間が1~2週間空いてしまうことがあります。
これまでは、そういった期間であっても、通常の授業で出る宿題が出るだけで、それ以外の特別課題が出ることはありませんでした。
あったとしても、授業内で教師が「できる人は練習問題の2ページもやってみて」という緩い指示があるくらいでした。指示も緩いので、休暇明けに実施状況を確認することはありません。
しかし、新しい校長になってからは、特別課題が配布されるようになりました。
休み期間中に毎日学習を継続できる量を、塾が考えて出してくれて「毎日1ページ必ずやるように」と指示を出します。
しかも通常のテキストから課題を出すのではなく、個別に特別課題として印刷物としてプリントしてくれるので特別感が増し、子ども達も「これはやらないとマズイやつだ」と理解します。
他の授業の対応等で忙しい最中、わざわざ特別課題のプリントを作成してくれる行動には頭が下がります。
④それ以外にも変化あり!
これまで述べた点だけでも十分なのですが、細かいところも変化がありました。
詳細は割愛しますが、概要は以下のとおりです。
- 年間授業予定等の大きい用紙(A3等)且つカラーで見た方が視認性が高いものは印刷して配布してくれるようになった。(これまではPDF展開のみ)
- 不真面目な生徒にも本気で向き合い、注意・指導をするようになった。
- 校舎のブログも頻繁に更新するようになった。
良い校長に巡り合いたい!その判断基準とは
今回、わかったことは『校長によってクオリティが全く変わる』ということです。
中学受験では、実力ある教師(≒授業がオモシロい教師、輝かしい合格実績を持った教師)の授業を受けれる塾や校舎に入塾することが学力を伸ばす近道とも言われます。
今回の校長交代はそれに近しい感覚を感じました。
要は、中学受験の指導力は、塾ではなく教師の質に依存する。という事実です。
さらには、それを束ねる校長の質に大きく依存する。という事実です。
優秀な実力を持った教師だけを狙うなら、そもそも進学塾enaだけに限らず、他塾も含めて塾選びをすれば良いと思います。
それぞれの塾には、広告塔になるような実力教師というのがいますので、その教師が在籍している塾に入塾すれば良いのです。(そういった塾や教室は希望者も多いため、入塾試験やクラス替え試験を勝ち抜かないとならないという側面もあります)
しかし、進学塾enaに通っているご家庭は「自宅から塾までの距離の近さ」や「有名教師が在籍している主要駅の近辺に住んでいない」というような事情で進学塾enaを選んでいるケースも多数あると思います。
そういったena通塾者は、教師や校長を選ぶことはできないため、入塾した結果「良い教師や校長にめぐり合えればラッキー」というのが実情です。
進学塾enaでもクオリティの良い校舎に行きたい!
進学塾enaに通っている家庭は少なくとも、自宅からの通いやすさで決めているところがあると思うので、教師ありきで校舎を選べないという状況があると思います。
(だからこその進学塾ena)
とはいえ、進学塾enaのように校舎内のプロ教師が少数で、他はアルバイト教師という塾では、校長がクオリティを左右する重要な要素でもあります。
そういう意味で、校長が優秀かどうかを見極める勘所を知っておいて損はないと思います。
今回、校長交代を経て、私が感じた良い校長の条件(一部)は以下のとおりです。
- 着任の挨拶で「合格に向かって一生懸命指導する!」と表明できる方
- ブログや授業報告等、塾側からの積極的な発信をする方
- 主要駅近辺の校舎での指導経験がある方
一言でいえば、中学受験に対する「情熱」がある方、ということです。
冒頭にも言いましたが、塾業界は過酷な労働環境ということもあり、長く続けているためか良くも悪くも淡々としている方もいらっしゃいます。
これまでの校長は、そういう側面があったのだろうと思います。
大事な子どもの中学受験を預け、多額の費用もかけるのだから、保護者からみて「情熱」が感じられない校長だった場合は、近場の別の校舎に変更することを検討しても良いかもしれません。
進学塾enaは、多数の校舎展開をしていますから、いま通っているenaがダメだったとしても、近場に別の校舎があることも良くあります。
これから入塾を検討する方は、この点を踏まえるとアタリに巡り合える可能性が高まると思います。また既に入塾している方も進学塾enaには転塾制度もあるので近くの別校舎に見学するのも一案だと思います。

