進学塾ena主催模試、enaオープンの真実|enaオープンは小4まで!
今回はena主催の無料模試「enaオープン」の最新事情を解説します。
- 小5になるとena本科生はenaオープンではなく、合格判定模試を受験するように促される。
- 本気で中学受験を考える子どもたちは、enaの合格判定模試や他塾の模試を受験していく必要がある。
enaオープンとは
enaオープンとは、進学塾enaが主催している無料で受けられる模試です。
enaオープンの内容(様式・受験者数等)については以下をご覧ください。

この模試は、ena本科生でなくとも受験できる模試です。
うちでは、進学塾enaに入塾した小3から毎回受験していました。
毎回の受験については、うちが特別というわけではなく、進学塾enaの校舎では毎回受験を促されていたため、他の生徒も同様の頻度で受験していたと思います。
そういった背景もあり、誰でも受験できるenaオープンですが、結果的に、受験している子どもの多くは、ena本科生です。
つまり、enaオープンは、進学塾enaに通っている(=都立中を目指している)子供たちが必然的に多く集まってくる模試ということで、それは、都立中を目指す子どもたちの中での偏差値が知れる模試というのが、一般的な理解だと思います。
またena主催の模試として、有料の「合格判定模試」というものもあります。
「enaオープン」との違いについては、以下の記事にてまとめていますので良かったらご覧ください。

『ena本科生が集まる模試』の真実
上述のとおり、うちでは、小3から小4の終わりまでの2年間、計10回(年5回)に渡り、enaオープンを受験し続けてきました。
加えて、小4からは、有料の「合格判定模試」も始まったので、それも受験しました。
(こちらは、年2回開催、そのうち1回を受験)
小5のなった今年も、基本的にはこれまでと同じように、enaオープンと合格判定模試のハイブリッド受験で行こうと考えていました。
理由は、ena主催の模試は『都立中を目指す子どもたちの中での偏差値が知れる模試』だと思っていたからです。
しかし、新小5になると通っている校舎からある指針(以下)が示されました。
それは、
『中学受験を目指すena本科生は合格判定模試を必ず受ける』
『一方、今後はenaオープンは受けなくてもよい』
という2点でした。
中学受験準備が本格化する小5からの変化
ーーなぜ、enaオープンを受けなくてよいのか
様々な理由はあるでしょうが、1番大きいのは『出題される設問の難易度』と思われます。
うちでは、これまでenaオープンだけでなく、他塾の模試も受験してきたからこそ感じることですが、enaオープンに出題される問題の難易度は高くありません。
enaオープンで良い偏差値を取れても、他塾主催の無料模試は難易度が高く、解けない問題が多数ということも良くありました。
小5から中学受験の準備が本格化するにつれ、中学受験を目指すena本科生の学力は、どんどん高くなっていく。
そんななか、enaオープンで取り扱われるような簡単な問題では、受験者の点数のバラつきが出にくく、結果正しい偏差値が図れない、という状況になっていく。
だから、問題の難易度をもう1段階あげた「合格判定模試」を受ける必要がある、ということだと思います。
ビジネス感の高い進学塾enaの真意は?
でも、それなら、小5のenaオープンの難易度をあげたらよいのでは。とも思います。
ただ、そうなってはいない。それはなぜか。
それには、大きく2つの理由があると思ってます。
ひとつは、
enaオープンは、enaへの通塾をさせる(または通塾を始めた生徒をやめさせない)ための模試という位置づけであること
もうひとつは、
合格判定模試(有料模試)は、中学受験に本気の生徒から、さらに受験料を稼ぐための模試という位置づけであること
です。
進学塾enaは、そういうビジネス戦略のもと、この無料模試と有料模試を使い分けているであろうということです。
中学受験の準備が本格化する序章として、有料模試に誘導してくーー
ビジネス感の高いenaらしさが滲み出ています。
(ビジネス感があると思わせる他のエピソード↓良かったらご覧ください。)


小5 enaオープン受験の是非
こういった状況を踏まえると、小5以降のenaオープンは、必然的に中学受験を考えている子どもたちが集まらなくなってきます。
そのため『都立中を目指す子どもたちの中での偏差値が知れる模試』ではなくなります。
進学塾enaの主催模試で、都立中向けの正しい偏差値を知りたければ「合格判定模試」に流れるしかないという状況になります。
もっと言えば「合格判定模試」は、小5までで小6からは新たな模試「学校別合判」が開催されます。
この模試は、その名のとおり、都立中志望校別の合格判定模試です。
都立中を目指す子どもたちは、まず間違いなくここに集まると思われます。
必然的に、この模試を受けるというのが、都立中の正しい偏差値を知るための道になってきます。
既にうちは、このビジネス感の高いenaの戦略に乗せられている状態で、この模試には参加すると思います。
同時に、小6にもっと精緻な結果が出る模試があると思えば、小5時点の偏差値を知ったところで、あまり意味がないとも感じてきています。
模試にお金と時間を使うくらいなら、少しでも勉強の時間に充てた方が良いかなと感じています。
小5では
「偏差値を気にすることなく、学力向上に努める」
これが現時点のうちの答えです。

