塾選び

進学塾enaの授業クオリティが上がらない理由|大手塾との差を解説

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今回は、進学塾enaの授業クオリティに関して解説をしたいと思います。

この記事でお伝えしたいポイント
  • 進学塾enaは中学受験を考え始めた家庭では通塾候補になることが多い
  • その理由は、自宅の近場にあることが多く、且つ入塾テストがないため(まだ本気で中学受験を取り組むか迷っている家庭にとって始めやすい)
  • 校舎が多いため教師が不足しがち、中学受験目的以外の生徒も一緒のクラスになるため授業の「本気度」が落ちがち、という懸念がある
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進学塾enaの特徴

今や様々な場所で見かける進学塾ena(の校舎)
中学受験を考え始めたご家庭では通わせる候補の1つになり得る塾です。

その理由は「中学受験を考え始めた」家庭にフィットしやすい条件が揃っているからです。
具体的には以下のようなものです。

  • (他の大手塾に比べ)通いやすい場所にある
  • 少人数制クラス
  • 総合的な適性検査型の都立中向け学習(非詰め込み型学習)
  • 入塾テストがない

これらの条件が、まだ中学受験に本気になる前の小学低学年の層にフィットしています。
うちも、まさにこの条件に合致して入塾した家庭です。うちの場合、入塾時期は新小3からでした。

入塾前に他塾も含め比較検討した内容は以下の記事にて解説していますので、興味がある方はご覧ください。

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ネックは費用と授業クオリティの差

進学塾enaへ入塾して学習を始めていく中で、本格的に中学受験を見据えるようになってくると、進学塾enaに対して、ひとつの懸念が出てきます。

ーーそれは「授業のクオリティ」です。

中学受験を目指すにしろ、目指さないにしろ、塾に通う理由は学力向上です。
決して安くない授業料を払っているのだから、授業のクオリティは高い方が良いに決まっています。

ただ、進学塾enaは授業料が大手塾とほぼ変わらない水準であるにも関わらず、授業クオリティが良いとは言えない場面が多数見受けられます

授業内容におけるクオリティの実態については以下の記事にて紹介していますので、興味がある方はご覧ください。

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授業クオリティが高くならない理由

本記事の本題は、ここからです。
なぜ、授業のクオリティが高くならないのか?というと、主に3つの理由があると考えられます。

教育システムの問題

1つ目は進学塾enaにおける教育システム全体の問題です。

冒頭でも示したとおり、進学塾enaは、ほとんどのご家庭から通いやすい場所にあると言えるほどの校舎があります。その数、都内160校です。

その膨大な数ゆえ、本部側で全校舎で授業のクオリティを合わせるための仕組みが必要になりますが、それができていない(各校舎に任されている)ように見受けられます。

そのため、結果、各校舎の教師陣の質の差が、そのまま授業のクオリティに直結しています。

・各教師の教え方が異なる(板書が多い方、一方的に喋っているだけな方など)
・各教師が重要だと思う点が微妙に異なる

こういったことが毎回の授業で日常的に起こります。

教師毎の授業のクオリティに差が出てくるのは、進学塾enaとして授業推進の指針が示されておらず、現場に任されているから。

進学塾enaでは通常授業のほかに、Web上で利用できる単方向映像授業というものがあります。この授業はとても分かりやすい流れで各単元の説明をしています。

校舎で授業を受け持っている各教師がこの授業の進め方(説明の仕方、板書の取り方)を事前に確認したうえで授業を行っていれば、授業のクオリティはもっと良くなると感じます。

こういったことは、各校舎に任せるのではなく本部から指示を出さないとできない進学塾ena全体の教育システムの問題と考えられます。

教師の問題

進学塾enaは校舎数が多いため、各校舎の教師の確保という課題も横たわります。

中学受験の大手塾は、どこもプロ教師(その塾に努めている正規社員)が全ての授業を受け持つということがほとんどですが、進学塾enaでは半分以上の授業をアルバイト教師が行うことになります。

各校舎に在籍しているプロ教師は1~2名程度で、うち1名は校長です。

校長は校舎の運営をしないとならないため、校舎で1番授業のクオリティが高い校長が授業を受け持つ回数はわずかです。
受験が近くなっている大事な高学年の授業を受け持つことが多く、小1~小4の授業を受け持つことはほぼありません。

アルバイト教師が全員が悪いというつもりはありませんが、やはりベテランの教師との経験値の差というのはあります。
先述の進学塾enaとしての学習システムの問題も重なり、各教師の差がより顕著になって現れます。

生徒の問題

そして最後にして重要な点が、この点になります。

進学塾enaは入塾テストがなく、入塾後も少人数制クラスのため全員が同じクラスになります。つまり、クラス内の生徒の学力レベルにバラつきが生じているまま授業が進むことになります。

大手塾は、入塾テストで足切りをし(言い方悪いですが)、且つ、合格した生徒の学力レベルに合わせてクラス分けをした上で授業が進みます。

この違いは、授業の進みの速さだけではなく、もっと大きな授業のクオリティの差になって現れます

それは、生徒たちが作るクラス内の「集中力」や「本気度」です。

大手塾に入ってきている子たちの目的は間違いなく中学受験です。
一方で入塾テストがない進学塾enaに入ってくる子たちには様々な目的があります。

・中学受験に向けての準備(受験対策)
・小学校の授業に遅れないようにする(基礎学習・復習)
・学童の代わり

こういった様々な目的を持った子たちが同じクラスになるため、当然、授業に対する集中力の差が出てきます

もちろん当人たちに悪気があるわけではないのですが、そういった子(中学受験のために授業を受けに来ているわけではない子)たちの授業への取り組み姿勢は、小学校の授業への取り組み姿勢と、ほぼ変わりません。

要するに、私語や雑談が混じります。
そして、それがクラス内に伝搬され、クラスは小学校の授業のような雰囲気になることがあります。

日頃どんなに真面目に受験対策に向き合っている子も、小学4年生あたりまでは子供っぽい部分が残っているため、10名のクラスにたった1人そういう子がいるだけで、周りの子たちはその雰囲気に流されます

そして、それを制することができる教師も限られています

授業の乱れを制することができない教師の場合、それ以降、その教科の授業クオリティは低いまま進むことになります。

入塾テストの有無は、クラスのクオリティそのものを左右するほどの意味を持ちます。

授業クオリティだけを見ると大手塾の方がよい

中学受験を本気で考えていて「真剣に授業に取り組みたい」「受験に本気な生徒に囲まれて切磋琢磨したい」ならば、進学塾enaの授業風景(特に小1~小4あたりまで)は満足できないシーンもあるのは事実です。

進学塾enaは「中学受験を目指す塾でありながら入りやすい塾」である一方で、今回紹介した3つの問題を起因として、その「授業クオリティが高くなりにくい」という弊害が出ています。

こういった部分が気になる方は、大手塾の体験授業等も経験して、塾の選択をよく吟味しましょう。

(補足)それでも進学塾enaに通っているウチの意見

うちの子も進学塾enaに通っています。その校舎でも今回紹介したような授業のクオリティが気になる場面があります。

したがい、当然の流れとして他塾への転塾も考えたこともあります。

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一方で、中学受験は塾での授業だけで突破できるものでもありません
塾での授業をベースとしながらも、それを補う「自習力」が必須です。

「自習力」が高い子は、授業のクオリティが低くても、自身でそのアドバンテージを補完します。

したがい、ウチでは、塾は学習機会を提供している環境と割り切って「自習力」を伸ばすことに注力しています。

自宅の近くに塾があるため「自主学習をしに行きやすい」ことや「わからないことがあったらすぐに聞きに行ける」ことを最大限利用して「自習力」を高めるようにしています。

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毎朝5時起き 教育パパ
いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中高一貫校進学を目指している、受験戦争未経験のパパ(毎朝5時起き)です。 受験弱者でも受験成功を勝ち取るために知恵を絞りながら日々の努力を積み重ねる叩き上げスタイルを目指します。 中学受験に向けて頑張っている同志の方の共感いただけることをささやかに目指してながら執筆しています。
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