進学塾enaでの算数学習内容(小学4年生)

現在、うちでは進学塾enaに通っています。小学4年生では4科目(国語・算数・理科・社会)のコースとなっています。

算数の授業内容は以下となってます。
- 毎週1回、70分の授業(小3より20分長い)
- 塾テキストを使っての授業(新しい単元の説明、例題解く、解説)
- 月1回の学力判定テスト(通称「学判」と呼ばれる、この日は授業なし)
- 別途、自宅学習用テキストあり(通称「日々学」と呼ばれる)
小3の授業内容との大きな変更点は「教材が変わった」点になります。これは厳密にいうと今年度の小4カリキュラムから新しくなったというのが正しいです。
昨年度までは『PERSPECTIVE』という教材でしたが、今年度から『EXE』という教材に変更となりました。どちらもenaのオリジナル教材ですが、近年enaが都立中特化型から都私立中対応塾として方針変更したことを受けて、テキストも都立・私立ともに対応するものに変更となっています。
これまでの『PERSPECTIVE』では「練習問題(基本問題)」と「発展問題(応用問題)」の2部構成であったものが『EXE』では「基本反復問題」と「過去問演習」と名前は変わりましたが同じ2部構成となっており大きな変化は見られません。ただ「過去問演習」は私立中も含めた過去問が掲載されており、このあたりが私立中を意識した形になっています。
もうひとつ教材の構成上での変化は『PERSPECTIVE』では4科別々の教材となっていましたが『EXE』では、4科が1冊にまとめられて各月ごとの配布となりました。1冊にまとめた狙いは宿題に取り組みやすいシンプルな設計とのことです。我が家での宿題管理は親子一緒にやっているため、この構成見直しの効果がイマイチ実感できてません。
現時点で配布されている教材(2月度)を見るに難易度は大きく変わってないように感じますが、今後どう変化するかは注視していこうと思います。ちなみに新小4になったばかりというのもありますが、難易度は「最レべ算数小3」収録のハイレベル問題と同等くらいかなという印象です。

都立中に特化してきたenaが、ここに来て私立中受験も視野にいれてきているわけですが難関私立中受験は大手塾が既にしのぎを削っており、簡単に参入できる領域でもないと思います。enaの主要顧客は都立中を目指している家庭なわけで、にわか仕込みの私立中対策もした結果、本命の都立中対策が疎かにならないように願うばかりです。
