小4 社会教材4(読売kodomo新聞)
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ゴジパパ中学受験体験記
うちでは学習習慣をつける取り組みとして、毎日読書する時間をつくっています。
これまで歴史人物の本は意識的に読んでなかったのですが、新小4になり社会の学習も始まってくることから歴史に触れる本を読み始めることとしました。
うちでは歴史人物の本として2冊目となった「学習まんが 聖徳太子」(ポプラ社)を紹介したいと思います。
仏教を敬い、隋と対等外交を成し遂げた「聖徳太子(厩戸皇子)」の伝記です。
時は飛鳥時代。蘇我氏と物部氏の権力争いの末、蘇我氏が政治の実権を握っていくなかで、外交担当を任された厩戸皇子。当時、国として未熟な日本と、大国・隋との対等外交の道を開き、日本の発展に大きな役割を果たしました。
本書では飛鳥時代の主要な国や人物を知ることができます。
なお、歴史人物まんがは様々な出版社から刊行されており、どのシリーズが良いかはまだ見定めしている段階です。
聖徳太子の物語からは本質的には以下のような学びがあったと思います。
いまから1500年も前の時代に現代にも通じる考え方や姿勢を持っていた聖徳太子は学びの対象として模範的です。
日本が諸外国から新しいものを受け入れ発展していく一方で終わりなき権力争いも続いていく時代のなかで自らの理想主義(争いのない世の中の実現)を貫き一生懸命に外交を展開したという姿は、複雑な現代社会においてもとても親近感が湧く生き方です。
歴史上では、この厩戸皇子よりも蘇我馬子のほうが重要な人物であるのは間違いないものの厩戸皇子の伝記があるということも理解できます。
こういった生き方を学ぶことで、歴史の出来事を記憶するだけでなく、人生を生き抜く価値観を醸成できると思います。そしてそれは適性検査(作文)で役に立つ引き出しの1つになると考えています。