小4 社会教材6(学習まんが 聖徳太子)

papa5000blow

うちでは学習習慣をつける取り組みとして、毎日読書する時間をつくっています。

あわせて読みたい
中学受験の成否に大きく関わる読書習慣を身につけよう
中学受験の成否に大きく関わる読書習慣を身につけよう

これまで歴史人物の本は意識的に読んでなかったのですが、新小4になり社会の学習も始まってくることから歴史に触れる本を読み始めることとしました。

うちでは歴史人物の本として2冊目となった「学習まんが 聖徳太子」(ポプラ社)を紹介したいと思います。

書籍の概要

仏教を敬い、隋と対等外交を成し遂げた「聖徳太子(厩戸皇子)」の伝記です。

時は飛鳥時代。蘇我氏と物部氏の権力争いの末、蘇我氏が政治の実権を握っていくなかで、外交担当を任された厩戸皇子。当時、国として未熟な日本と、大国・隋との対等外交の道を開き、日本の発展に大きな役割を果たしました。

本書では飛鳥時代の主要な国や人物を知ることができます。

なお、歴史人物まんがは様々な出版社から刊行されており、どのシリーズが良いかはまだ見定めしている段階です。

本の感想・学び

聖徳太子の物語からは本質的には以下のような学びがあったと思います。

  • 自国を発展させるために進んだ文化の諸外国から学びを得た
  • 家柄ではなく個人の能力で登用するしくみ「冠位十二階」を整えた

いまから1500年も前の時代に現代にも通じる考え方や姿勢を持っていた聖徳太子は学びの対象として模範的です。

日本が諸外国から新しいものを受け入れ発展していく一方で終わりなき権力争いも続いていく時代のなかで自らの理想主義(争いのない世の中の実現)を貫き一生懸命に外交を展開したという姿は、複雑な現代社会においてもとても親近感が湧く生き方です。

歴史上では、この厩戸皇子よりも蘇我馬子のほうが重要な人物であるのは間違いないものの厩戸皇子の伝記があるということも理解できます。

こういった生き方を学ぶことで、歴史の出来事を記憶するだけでなく、人生を生き抜く価値観を醸成できると思います。そしてそれは適性検査(作文)で役に立つ引き出しの1つになると考えています。

あわせて読みたい
記事一覧:学習教材
記事一覧:学習教材
ABOUT ME
ゴジパパ
ゴジパパ
いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中(中高一貫校)進学を目指している、いたって普通の家庭の早起きパパです。 中学受験に向けた日々の体験を発信します。同じ目標に向けてがんばっている同志の皆様の共感を得られたら嬉しく思いながら執筆しています。
記事URLをコピーしました