小3 国語教材5(やかまし村の子どもたち)

うちでは学習習慣をつける取り組みとして、毎日読書する時間をつくっています。

本を選ぶ基準として中学受験ブログ等でおすすめされていることが多い本を読むことも割とあります。今日はそういった本の中から「やかまし村の子どもたち」を紹介したいと思います。
書籍の概要
1945年に発刊されたスウェーデンの著者による小さな農村を舞台とした6人の子どもの物語です。主軸となるストーリーはなく、ほのぼのとした田舎の暮らしの様子が17編入っています。ファンタジー物語等ストーリー性のある本と比較すると地味な部類に入るお話です。
本の感想・学び
本書は中学受験ブログ等でよく取り上げられている有名な本だと思います。ただ「中学受験を目指している子どもの学習教材として」私にはあまりピンとこなかったのが正直なところです。
理由は、外国の書籍ということもあり「登場人物の固有名詞が覚えにくい」「現代日本の生活習慣と異なる描写が多く子どもが情景イメージしにくい」という点です。具体的なシーンを紹介します。
登場人物の固有名詞が覚えにくい
この本に出てくる主人公は小さな農村に住む6人の子どもです。名前は「リーサ」「ボッセ」「ラッセ」「オッレ」「ブリッタ」「アンナ」です。このうち男の子は「ボッセ」「ラッセ」「オッレ」です。似たような名前で慣れるまではどれが誰だか区別しにくいです。さらに加えて飼い猫の「ムッレ」「セッサン」「マルコルム」、飼い犬の「スヴィップ」、馬の「アヤックス」などなど。どれが人間なんだ!? と混乱することが多々ありました。
現代日本の生活習慣と異なる描写が多く子どもが情景イメージしにくい
小さな農村にある家は三軒だけ。その農村のなかで子どもたちはいろいろな発想で遊びます。例えば、干し草のなかで一晩寝る、雪の降った日に雪灯籠を作る。ただ、現代日本で、こういったことができる環境は少ないと思うので情景がわきにくく、理解がしにくいなと感じました。
ただ逆の捉え方としては、こういったやや読みにくい本は「覚えにくい固有名詞を正しく頭の中で整理する力」が身に付くかもしれないし「身近ではない環境の情景をイメージ湧かせるだけの柔軟性」が高まるかもしれないな、とも思いました。
高い国語力を目指しているお子様は一読してみてはいかがでしょうか。
