小4 国語教材1(天使のにもつ)

うちでは学習習慣をつける取り組みとして、毎日読書する時間をつくっています。

本を選ぶ基準はいくつかありますが、そのひとつは「塾のテキストや模試に出題された」本を選ぶことです。
今日はそういった基準での本「天使のにもつ」を紹介したいと思います。
書籍の概要
中学受験でよく取り上げられる文章題の常連で知られる「いとう みく」さんの作品です。本書は青少年読書感想文全国コンクール中学校の部の課題図書に選ばれた本になります。中学校の部で出題された内容を小学生が読むの!?と感じましたが中学受験を行う学校は中学校の課題図書を読める子に入ってきてほしいと考えているため、同等レベルの文章に慣れておくことが重要と、塾の先生が言ってました。
書籍の内容は大人でもない子どもでもない中学2年男子の風太(主人公)が保育園の職場体験を通じて社会というものを理解する気づきを得ていくという物語です。
本の感想・学び
本書のストーリーからは現実社会の実情を垣間見ることができます。具体的には以下のような事柄です。
- 世の中には様々な家庭環境がある(親子の関係が複雑な家庭もある)
- それぞれの子どもにとって必要なサポートは異なる
自分の家庭環境しか知らない子どもが現実社会の様々な家庭環境の在り方がある、ということを知るキッカケになります。近年では日本の家庭でも多様化が進んでおり、こういったことを早いうちから知っておくことは多面的なモノゴトの見方ができるようになる助けになると思います。
また主人公は職場体験をしていく中で気持ちが動く場面が多々あります。(例:別の中学生から保育士は楽な仕事だと言われたときに腹を立てる)こういった心情の変化とその理由に気づけるようになっておくことが中学受験への対策(読解力の向上)につながると思います。
ただ、子ども自身で読むだけだとその心情の変化も素通りしてしまうことが多いと思うので、読み終わった後に心情の変化があった部分を中心に家族で会話するとよいです。
