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進学塾enaの合格実績(2026年)と水増し問題を踏まえた『真の実績』を考察

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年度納めの中学入試が終わり、今年度の締めくくりともいえる合格実績発表が各塾から公表されてきています。

今年度は、色々と話題に事欠かなかった進学塾ena。
色々話題にあがる塾ではあるものの、都立中高一貫校といえば、進学塾enaと言われるほどそのブランド(立ち位置)は健在です。

一方で、塾業界では周知の事実でもある『enaの合格実績者数は水増しされている…』件、今年度はどういう結果になったのか。

昨年度に引き続き、現時点enaに通塾している身として、今年度の実績からわかることを私なりに考察してみたいと思います。

この記事でお伝えしたいポイント
  • enaの合格実績者数のカウントの仕方は他塾と異なる。(10時間以上の指導実績のある生徒までを含めカウントしている【←周知の事実】)
  • 他塾のダブルカウントを差し引いても、昨年度は他塾より合格実績が多かったが、今年度は昨年度に比べ合格実績が低くなった(それも結構な数)と思われる。
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進学塾enaの合格実績ダブルカウント問題

中学受験塾に1年以上通っていれば、この話は、噂どころかよく聞く話として、多くの人に認知されていると思いますが、進学塾enaは他塾の合格者数のカウント方法と異なる方法を採用しています。

一般的には、公益社団法人全国学習塾協会が定める基準に従って集計している塾が多いと思いますが、進学塾enaは、その基準より緩いカウントで合格者数を算出しています。

わかりやすい違いとしては、指導した時間の長さです。
たった10時間(小6であれば1日特訓講座を受ける程度)で指導実績があるとみなす点が、問題と取り上げられている状況です。

カウント条件早稲田アカデミー進学塾ena
対象期間受験直前の6ヶ月間定めなし
指導時間30時間(もしくは3ヶ月以上)10時間

このカウントの仕方が「フェアじゃない」「誇大広告だ」と言われたりしているということになります。

このあたりの詳細は以下の記事をご覧ください。

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進学塾enaの合格実績者数 水増し問題の考察
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26年度の各塾の合格実績、そこから読み取れること

で、そのダブルカウント問題があることを念頭に、私は25年度から合格実績を眺めるようにしていますが、今年の結果も同様に確認してみました(各塾HPより)

今回も昨年に引き続き、都立中最難関校である都立小石川中学の合格実績を取りました
大手塾で難関私立中を本命とし、都立小石川中学を併願として選ぶことが多いためダブりカウントの発生率が高いと考えたためです。

各塾における小石川中学の合格実績は以下のとおりでした。
(参考で25年度の実績も掲載しています)

塾名2026年実績【参考】2025年実績
早稲田アカデミー1815
四谷大塚-(記載なし)-(記載なし)
日能研513
SAPIX4520
進学塾ena9494
仮に大手塾の合格者全員がenaの合格実績にカウントされてた場合のenaの正味合格者数(推定)2646

上記の結果から得られた気づきは以下のとおり。

各塾の実績値から読み取れること(気づき)
  • 昨年度は大手塾の合格者全員がenaの合格実績にダブりカウントされていたとしても、それでもenaの合格実績数は46名で、各大手塾より合格実績数が高かった。
  • しかし、今年度は26名と激減している。(昨年度比20名減)
    一方でSAPIXが大幅に合格者数を増やしている。この数字自体はSAPIXという塾特性を考えると信憑性が高そう。ゆえに今年度は進学塾enaの合格者数が減った可能性が高い。

昨年度は、仮に大手塾で小石川中に合格した生徒全員がena実績でダブりカウントをされていた分を差し引いたとしても、enaの方が大手塾よりも合格の実績が高い。ということで、安心していたのですが、

今年度は、大手塾で小石川中に合格した生徒全員がena実績でダブりカウントをされていた分を差し引くと、SAPIXの方が合格者が多いという結果でした。

それでも早稲田アカデミーよりは合格者数が多いので『都立中高一貫校=ena』というブランドイメージが崩れるほどではないにしろ、昨対比でいうと、おそらく合格者数が減ったと考えるのは自然な気がします

まとめ:enaの都立中合格実績は他塾よりやや高い

昨年度の実績からは『enaの都立中合格実績は他塾より高い』と言い切っていたのですが、今年度の結果をみると『やや高い』と付けざるを得ない結果と受け止めています。

今回の結果は、enaに通塾しながら、教室の実態を身近で見てきている本科生としては、受け止め方が難しいものとなりました。

  • 中学受験は水物と言われる所以なのか(毎年バラつきが生じるモノ)
  • 私立中と都立中の試験内容が近づいてきているゆえに他塾の指導方針でも通用してきているということなのか
  • ビジネス感の強いenaが改革を進めている最中のひずみが現場にしわ寄せた結果なのか

とはいえ、私自身、この1年間中学受験事情の理解を深めてきているなかで、最終的には、どこの塾に通おうがその子の頑張り次第。という点がやはり大きいということも理解してきました。

うちの子は、いまの塾(進学塾ena)が自分にあっていると感じ、毎日、勉強を継続しているので、その努力が継続できるように最大限フォローを続けていく考えでいます。

来年の実績がどうなるのか、不安と期待が混じりながら、今後も状況を注視していきたいと思います。

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毎朝5時起き 教育パパ
いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中高一貫校進学を目指している、受験戦争未経験のパパ(毎朝5時起き)です。 受験弱者でも受験成功を勝ち取るために知恵を絞りながら日々の努力を積み重ねる叩き上げスタイルを目指します。 中学受験に向けて頑張っている同志の方の共感いただけることをささやかに目指してながら執筆しています。
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