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都立中高一貫校を目指す家庭必見!進学塾ena、小4コースの4科授業と4科演習の費用比較

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25年度のena小4コースは大きく「4科授業+演習コース」と「4科授業」2パターンから選択できます。

小4コースの概要はこちら
ena小4コース|25年度と24年度との相違点
ena小4コース|25年度と24年度との相違点

うちでは「4科授業+4科演習コース」を受講しています。

今回は、その「4科授業+4科演習コース」を約3ヶ月受講した実績を踏まえて、4科授業と4科演習のコスパ比較した結果をお伝えします。

この記事でお伝えしたいポイント
  • 1時間あたりの授業料は4科演習の方が安い(4科授業の方が高いのは適性である)が、教材費が高い、開催頻度が少ないため学習定着率が低いという欠点もある。
  • 4科授業も4科演習もチラシでは、月あたりの実施回数が多いように感じる表記になっているが、実際はチラシ表記のイメージよりも開催回数が少ない。

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4科授業の内容

小4コースの通常授業である4科授業の内容は以下のようなものです。

  • 対象教科は算数、国語、理科、社会の4教科
  • 各教科ともに毎週1回70分(2教科1日で実施のため実質、週2回の通塾)
  • 塾テキストを使っての授業(新しい単元の説明、例題解く、解説)
  • 宿題は塾テキストから2-3ページ程度(算数のみ別途「日々学」という毎日1ページの追加宿題あり)
  • 月1回の学力判定テスト(通称「学判」と呼ばれる、この日は授業なし)

授業は講義が半分、テキスト問題や小テストの実施が半分といったスタンダードな構成です。enaに通う小4は全員この授業を受けることになります。

4科演習の内容

上述の4科授業に加えて、25年度の小4コースに付帯されるようになった4科演習の内容は以下のようなものです。

  • 対象教科は算数、国語、理科、社会の4教科
  • 各教科ともに隔週1回35分(4教科1日で実施のため実質、週1回の通塾)
  • 演習内容は当月実施した各単元から出題(習ってない範囲もわずかに出る)
  • 宿題は演習で間違った箇所の書き取り

4科演習は基本的に復習のための演習(テスト)を行う授業です。

自宅でしっかり復習できるような子は受講不要かもしれません。なお演習には4科授業では習ってない範囲もわずかに出題されている状況ですが、自宅学習で別の問題集をこなしていれば差はない範囲だと言えます。

4科授業 vs 4科演習(授業時間あたりのコスト比較)

ご覧のとおり授業の内容自体は別物です。

内容が異なる授業が同じ価格(単価)なのか?が気になったため、小4上期(2~7月)での実績を踏まえてそれぞれの1時間あたりの授業料を確認してみました。

その結果がこちら↓

比較項目4科授業4科演習
授業料(月)27,720円4,840円
教材費(月)
※年間教材費を11ヶ月で案分
7,260円1,980円
平均授業時間(月)16.25時間3.75時間
1時間あたりの授業料
※教材費込み
2,1531,819

結果は4科演習の方が安いという結果になりました。

4科演習は、基本的にはテスト実施のみで講義がないためその分、割安に設定されているのであろうということで、この結果には納得できます。

一方で、4科演習で利用するのは1回あたりA3用紙4-5枚程度のプリントのみであるため、教材費に着目すると、そこだけは割高な印象です。※表記の「1時間あたりの授業料」は教材費を含めています。

【重要】月あたりの実施回数の実績値を確認すべし!

今回、集計をしていて気づいた点は、いずれの授業もチラシ等で開催頻度が記載されていますが、この開催頻度と実際の開催頻度の認識にギャップがあったということです。

端的にいえば、チラシでは月あたりの実施回数が多いように感じる表記になっているが、実際はチラシ表記のイメージよりも開催回数が少ないということです。

今回の集計でわかった「チラシ記載の開催頻度」と「実際の開催頻度」の比較がこちら↓

比較項目4科授業4科演習
チラシ記載の開催頻度週2回
普通の感覚は月8回
隔週1回
普通の感覚は月2回
実際の開催頻度月6.5回月1.5回

4科授業はチラシでは週2回と表記されています。これ自体はウソではないのですが、ただ実体としては春期講習期間である3月末や4月初旬、GWの祝日で週2回の実施にならない月が多く存在します。結果、週2回というと月8回のイメージを持つかと思いますが、開催実績は月6.5回(2月~5月までの平均)になっています。

また4科演習もチラシでは隔週1回と表記されていますが、こちらも同じ理由で月1回しか開催されない月がいくつか存在します。結果、隔週1回というと月2回のイメージを持つかと思いますが、開催実績は1.5回(2月~5月までの平均)になっています。

今回1時間あたりの授業料を算出は、この開催実績を加味して算出しています。

まとめ:4科演習は4科授業より割安だが、塾での受講だけではもったいない(使い倒そう)

今回の結果から4科演習は4科授業より安価ということがわかりました。受講していると開催頻度が少なく感じられることもあったのですが、それを加味しても授業料は適性ということで少し安心しました。

ただ割安といっても「教材費が高い」ことと「開催頻度が少ないため学習定着率が低い」という欠点があります。

こういった欠点を補いコスパをあげるために、うちでは以下を実践しています。

  • 4科演習で実施した内容を自宅で必ず復習する
  • 自宅での復習の際には再学習用のプリントをもらう

演習テストの内容をさらに自宅学習で復習することで効果的になると思います。うちでは、演習で実施した内容の復習をするようにしています。

また4科演習で配られるプリントは授業時間中に解いた問題用紙(答案を直接記入したもの)と解答用紙だけになります。これだけだと間違った問題を理解しなおした後の再テストがしにくいため、問題用紙をもう一式もらうようにしています。

これらをすることで4科演習のコスパをより高められます。

なお、4科演習の解答用紙には解説がついてないので、自宅学習の際に理解が追い付かないことがあります。そういった部分はキチンと塾講師に質問するということもするようにしています。

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ゴジパパ
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毎朝5時起き 教育パパ
いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中高一貫校進学を目指している、受験戦争未経験のパパ(毎朝5時起き)です。 受験弱者でも受験成功を勝ち取るために知恵を絞りながら日々の努力を積み重ねる叩き上げスタイルを目指します。 中学受験に向けて頑張っている同志の方の共感いただけることをささやかに目指してながら執筆しています。
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