都立中高一貫校を目指す家庭必見!進学塾ena、小4コース上期でかかった授業料を公開

中学受験にはそれなりのお金がかかります。そのコストの大半は塾の費用です。
うちでは、小3からenaに通い始め、25年の2月から新小4になりましたが、例にもれず受験対策が本格化するとともに授業料もあがってきています。
今回は、enaの新小4コースで実際にかかった費用について紹介したいと思います。
- 中学受験準備は小4から本格化。それに合わせて料金も跳ね上がる。半年で約28万円。
- 夏期講習はフルコースで約22万円。
- 都立中受験も私立中と同程度(年間100万円以上)の費用がかかる。
25年度 ena小4コース授業料(上期実績)
これ↓が実際に現在enaに通塾しているうちで発生している費用です。
項目 | 金額 |
---|---|
小4 授業料(2月) | 32,560円 |
小4 前期・模試教材費 | 55,440円 |
小4 授業料(3月) | 32,560円 |
小4 授業料(4月) | 32,560円 |
小4 春期講習 | 26,840円 |
小4 授業料(5月) | 32,560円 |
小4 授業料(6月) | 32,560円 |
小4 授業料(7月) | 32,560円 |
合計 | 277,640円 |
現時点、発生しているのは5月度の授業料までで6、7月は見込み金額になりますが、本科授業以外の特別講座等は現時点で案内が来ていないため、上期(2~7月)の授業料はこの金額でほぼ確定になると思われます。
ご覧のとおり、上期だけで約28万円です…。
昨年度(小3)は上期で約3万6000円だったので、なんと7倍以上…。
小3は授業料無料だったわけなので当然っちゃ当然なんですが、頭で理解していた以上に月々の出費が痛いと感じる金額感です。
小3コースでの授業料については、こちらの記事をご覧ください。

それが中学受験に向けて通塾するということだし、コストがかかる通塾も家庭内で決めたことなわけなんで、誰に文句をいう話でもないのですが、これが3年続くと思うと、いろんな意味で震えます。(続くどころか、ここから、さらにあがっていく)
月々の費用を下げることを考えるならば、4科演習を外すということです。外すと月々6820円の削減になります。
4科演習の内容については、こちらの記事をご覧ください。

さらにエグい夏期講習の授業料
加えて、あと3ヶ月もすれば始まる夏期講習の授業料はこちら。(25年度4月下旬発表)
コース名 | 教科 | 日数 | 料金 |
---|---|---|---|
【基本コース】4科 | 算数・国語・理科・社会 各50分 | 15日 | 83,160円 |
【選択コース】夏期合宿 | 4科対策(学習時間 計32時間) | 4泊5日 | 132,000円 |
【選択コース】夏期自然体験合宿 | 自然体験学習(学習時間 計32時間) | 4泊5日 | 132,000円 |
夏期講習はすべて任意参加制ですが、参加する場合は「基本コースだけ受ける」もしくは「基本コース+選択コースで受ける」のいずれかにパターンになります。
「基本コース+選択コースで受ける」にした場合、その額21万5160円…。上期の合計に匹敵する授業料です。
なお、基本コースの授業料を1時間あたりに割り戻すと2640円で、通常時の授業料より20%程度割高ではあります。こういったところで気付かれない(!?)程度に金額を上げてきているところも気になります。
都立中高一貫校受験でも私立中受験と同程度のコストがかかる
中学受験はお金がかかります。その金額感は年間平均120万円と言います。その大半は通塾費用になります。
enaの小4コースでは、いまのペースだと年間100万円未満で済みそうですが、この先、小5、小6では授業料が上がっていくため、確実に年間100万円を超えてきます。
都立中は私立中に比べ、学費が安い(あるいは無償化)と言われます。もちろん入学した後の学費は安い傾向にあるのは確かだと思います。
しかし、入学までに必要な準備費用は都立も私立も大差なく年間100万円以上かかります。学費が安いからという理由だけで都立中高一貫校への受験を進めていくと途中で迷いが生じる金額です。
特に小学生低学年から安価に通塾をスタートさせている家庭は、高学年から一気にコストがあがる(月5万円程度の支出)ので注意しましょう。
