学習教材

進学塾ena、26年度冬期講習のコース・料金を解説|合宿に誘導していくenaの戦略

papa5000blow

8月が終わるとあっという間に年末。冬期講習の時期が近づいてきます。
小6は、受験本番まで待ったなしの期間です。

本日は、受験前、最後の長期休暇である冬期休暇シーズンに展開される進学塾enaの冬期講習のコースについて解説したいと思います。

この記事でお伝えしたいポイント
  • 小6はセミナーか合宿の2択。学習効率を考えるなら合宿を選択するしかない。いずれのコースも高額(約30万円)で家庭には大打撃。
  • 小5は校舎での学習が中心のコースで構成されており、よほどのチャレンジ精神がある家庭以外は通学での学習を選択することになると想定される。

googleadsense010

26年度 冬期講習のコース(小6)

26年度の小6の冬期講習のコースの内容は以下のとおりです。

コース名期間宿泊数校舎での授業数正味授業時間金額
正月必勝合宿12/25(金)~1/7(木)13泊14日0日116時間約48万円
正月合宿12/26(土)~29(火)、12/30(水)~1/2(土)、1/4(月)~7(木)3泊4日8日間80時間約39万円
正月セミナー12/26(土)~29(火)、12/30(水)~31(木)、1/2(土)~3(日)、1/4(月)~7(木)–12日間77時間約29万円

いずれのコースも、ほぼ全ての日が講習となります。さすが受験直前の小6のカリキュラムと言えます…

その影響もあり、どのコースも高額です。

小6冬期講習では、いずれかのコースを選択することが必須なので、小6の冬期講習では最低でも約29万円の支出が伴うということになります。

1番高額なのは、ena名物の長期合宿(13泊14日)の正月必勝合宿です。
その名のとおり、清里もしくは富士山近隣の合宿場に14日間泊まり込みで学習するコースです。合計学習時間は驚愕の116時間超(復習タイム除く)です。小6最後の追い込み時期であるこのタイミングであれば、このコースを選択するご家庭も幾分かいると思われます。

次いで、高額なのは、正月合宿コースです。
こちらは、通常校舎での学習が8日間+3泊4日の合宿が組み合わせたコースです。13泊の合宿は親子共々乗り気じゃないが3泊くらいなら…と考えるご家庭も少なくないと思われ、このコースがenaにとって、小6冬期講習の基準としているコースと思われます。

そして、最後にセミナーコースです。
合宿がどうしても肌に合わない子(ご家庭)向けのいわば救済コースです。こちらは、通常校舎での学習が8日間+ena指定校舎(今年はena中野)での学習が4日間が組み合わせたコースです。

26年度 冬期講習コース(小5)

一方、26年度の小5の冬期講習のコースの内容は以下のとおりです。

コース名期間宿泊数校舎での授業数正味授業時間金額
都私立4科12/26(土)~29(火)、1/4(月)~7(木)–8日間40時間約11万円
都私立4科+正月セミナー12/26(土)~29(火)、12/30(水)~1/2(土)、1/4(月)~7(木)–8日間52時間約16万円
正月必勝合宿12/25(金)~1/7(木)13泊14日0日102時間約48万円

小5の冬期講習は、校舎での授業をベースに考えているようなコース設計になっています。
(通塾タイプ2コース、合宿タイプ1コース)

まず基本となるコースは、都私立4科コースです。
こちらは通常校舎での学習が8日間のコースです。年末年始(12/30~1/3)までは授業がないというゆったり目のコースです。

次に、この都私立4科+正月セミナーコースです。
コース名からわかるとおり、都私立4科コースに正月セミナーを組み合わたコースです。
この正月セミナーは小6の正月セミナーとは違いライブ映像授業になります。

年末の12/30(水)、31(木)は自宅に居ながらにしてライブ映像授業を受けるという、小6のときほど追い込みしないけど、休暇中は学習を継続させたいという小5のご家庭の状況をうまく汲み取ったコースと言えます。

なお、ライブ映像授業といっても、実施内容は、適性検査(Ⅰ~Ⅲ)の演習と解説を6時間×2日で実施するという内容になっています。

そして、最後に合宿コースです。
この合宿は、小6の冬期講習コースで説明した清里もしくは富士山近隣の合宿場で泊まり込みで学習するコースです。小6の超長期合宿に着いていく感じで、コース内容は小6とほぼ変わりません。唯一の差は就寝時間が1時間早いため、1日あたりの授業が1コマ少ないことくらいです。

前述2つの通塾コースではなく、合宿に参加させたいと考える家庭も一定数いることに対するニーズ対応コースと言えると思います。ただし費用は小6と同額かかり、他コースとは比べ物にならないほど高額になっています。(その差、30万円以上!)

小5は通塾コース、小6は合宿不可避!?

うちは、今年小5の冬期講習なので「都私立4科」を選択する予定です。

理由は、いわば消去法です。

  • 13泊合宿は、費用的にも、本人モチベ的にもNGということでナシ
    (合宿未経験の状態で13泊なんてトライできない)
  • 正月セミナーはライブ映像授業(2日)に追加5万円も払えない
    (その分の効果が得られるとは思えない)

ということです。

正月セミナーの魅力は、適性検査型の問題とその解説が手に入るということです。
ただ、ライブ映像授業で約3時間の解説を集中して聞けると思えず、その対価に見合う学習効果が得られる予感がしないというのがリアルな所感です。

演習と解説の冊子がもらえて、且つ、解説の映像授業が一定期間(1~3ヶ月程度)視聴できるなら、受講を考えるのですが、そのあたりの詳細も開示されていないもの不安要素です。

費用に関しては、1日あたりの授業料に換算すると25,000円かかるわけで、正月セミナーを受講するくらいなら、家庭教師にお願いした方が有意義ではないかとさえ感じてしまいます。
(この期間に対応してくれる家庭教師はいないかもしれませんが)

一方で、小6の冬期講習は、いずれのコースを選択しようとも約30万円の支出は不可避です。

この額が不可避で、小6最後の長期学習期間と考えると、逆に、これだけ払うならしっかりやりたいという気持ちが芽生えてきます。

そう考えたとき、セミナーコースは中途半端であることが否めません。

というのも、小5の夏期セミナーを受講したときに感じたことですが、セミナーでは指定校舎までの移動時間がかかる分、時間効率が通常校舎への通塾よりも時間効率が悪くなります。

あわせて読みたい
2026年度 小5夏期セミナーを解説|小6では夏期セミナーに行くべきか?合宿に行くべきか?
2026年度 小5夏期セミナーを解説|小6では夏期セミナーに行くべきか?合宿に行くべきか?

ましてや、今年の指定校舎は、ena中野校舎1択ということで、たまたま近隣に住んでいる人は人は良いですが、そうでない人、仮に片道小1時間かかるような家庭であれば、往復で2時間×12日間でトータル24時間もかかることになります。

最後の追い込み時期に、移動のためだけに24時間もとられるのが許容できるか、が大きな判断ポイントになります。

そうして、多くの家庭は「それなら、合宿に行くか…」となるんじゃないかと思われます。

うちも、来年は、例にもれず、そのような発想になり「正月合宿」にエントリーすることになるんじゃないかと思い始めています。

家庭学習できる子は、合宿参加は不要。
これが基本的な解釈だと思います。(enaの合宿責任者も言っていました)

うちは、比較的、家庭学習ができる状態で、ここまで来ていると思います。
なので、無理に合宿に参加させなくても、家庭学習と通常校舎での学習で、直前の追い込みもできるという選択肢を持っているつもりでした。

ただ、家庭学習を許容するコースがない小6の冬期講習ーー

こういった形で、外堀が埋められ、合宿参加への道が見えてくるとは思ってもいませんでした。

このあたりが、合宿の全面展開を表明しているビジネス感のあるenaらしい戦略だなと思います。(消費者としては困ったことですが)

あわせて読みたい
進学塾ena合宿祭り|年間の合宿スケジュールと内容を解説
進学塾ena合宿祭り|年間の合宿スケジュールと内容を解説

来年の冬期講習がどうなるかは、またわからないので、今後の動向を注視していきますが、今後enaで中学受験を目指す子にとって合宿参加は避けられないものになってきている気がしています。

あわせて読みたい
記事一覧:塾選び
記事一覧:塾選び
googleadsense001
ABOUT ME
ゴジパパ
ゴジパパ
毎朝5時起き 教育パパ
いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中高一貫校進学を目指している、受験戦争未経験のパパ(毎朝5時起き)です。 受験弱者でも受験成功を勝ち取るために知恵を絞りながら日々の努力を積み重ねる叩き上げスタイルを目指します。 中学受験に向けて頑張っている同志の方の共感いただけることをささやかに目指してながら執筆しています。
記事URLをコピーしました