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ena、私立中もターゲットに方針変更!それにより小3コースの授業料無料が廃止【改悪】

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enaは都立中受験対策塾の代表格です。それ自体は2025年現在も変わってないのですが、25年度から都立中だけでなく私立中もターゲットに入れた指導方針の変更をしています。

この指導方針変更に伴う、本科生からみた授業内容等に関する変更点を以前記事にしました。

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今回は費用にかかわる変更点を記載したいと思います。

この記事でお伝えしたいポイント
  • 25年度から小1、小2コースが新設されたことで小3コースの授業料も見直しされた。
  • 24年度までは小3コースの授業料は無料だったが、25年度からは月額11,000円になった。

小学部の対象学年が拡大(小1、小2コースが新設)

enaは24年度までは小3から入塾できる塾でしたが、25年度から小1から入塾可能になりました。

これは私立中受験対策塾の代表格である大手塾を模倣したものと思われます。私立中受験は公立小学校のカリキュラムでは学習しない単元も出題されるため、必然的に学習しておく範囲も広くなります。その影響もあり私立中受験を目指す子は先取り学習をするというのが現状のセオリーです。そのため大手塾は小1から受験対策のためのコースを用意しているわけですが、enaもこれにあわせた格好です。

小3コースの授業料無料の廃止

小1、小2コースが新設されたことで授業料の体系が見直されました。1番大きいのは小3コースの授業料無料がなくなったことです。

うちは24年度に小3コースから入塾したため、通年の授業料は無料でした。別途、年間の教材費(約4万円)がかかりましたが、実質これだけで済んでいました。それが25年度からは月々の授業料(25年度 月額授業料:11,000円)も発生することになります。

年間授業料 約12万円(8月は授業ないため11ヶ月分)と教材費 約4万円がかかることになります。(季節講習等の特別授業含まず)

大手塾と肩を並べるena、差別化ポイントが薄まる

都立中受験を中心に考えていた人たちにとっては非常に痛い改定だと思います。

現在の価格は大手塾の小3コースの年間授業料と遜色ない金額になっているため、小3時点で志望校が決まっていないが受験に向けた準備を始めようと考えている家庭は、費用以外の面でenaと大手塾を比較することになります。

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うちの場合は、小3は年間授業料無料であるenaをお試しで開始して、そのまま小4もenaでの通塾を継続しています。こういった家庭は一定数いると思うのですが、そういったことができなくなることで、結果、enaへの入塾者が減るんじゃないかとも思います。

この改定はenaにとってもマイナスになるところあるんじゃないかと思います。今後enaがどういった差別化を図っていくのか注視していきたいと思います。

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ゴジパパ
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いたって普通の公立小学校に通う子どもと一緒に都立中(中高一貫校)進学を目指している、いたって普通の家庭の早起きパパです。 中学受験に向けた日々の体験を発信します。同じ目標に向けてがんばっている同志の皆様の共感を得られたら嬉しく思いながら執筆しています。
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