中学受験目指す子の学習習慣の身に付け方 パート2(小学3年生)
本日も「学習習慣」の話題です。
中学受験する子のほとんどは塾に行っていると思います。それぞれの塾で指導方針は異なりますが、中学受験に合格するために共通して言えることは自宅学習が必須だということです。(これまで進学塾の説明会を一通り聞いてきたうえでの自論ですが)
基本的に親のサポートは不要で塾に任せておけばOKということを特徴としている塾もありますが、そういった塾でも(当たり前ですが)大量の宿題が出されるわけで自宅で宿題をやらないと追いつかないという状況になります。
というわけで、自宅で勉強をすることになるのですが、その場合、主に2つの問題が出てきます。
- 一人だと集中力が続かない
- わからない問題があると、うやむやのまま、終わらざるを得ない(後日塾で先生に聞くことが必要だが、これが難しい)
これらの問題を解決するために、うちがとっている選択は「親と一緒にリビングで勉強する」です。
リビングで勉強する、というのは学習習慣に関する本にも、よく書いてありますね。私は静かな個室で勉強したほうが集中できる派ですが、優秀な方は賑やかなところでも勉強できる方が多い印象です。
また子どもにとって普段と変わらない学習環境というのは学校での授業であり、静かな個室は特別な環境です。リビングというのは学校の教室と似た環境なので、結果的に集中しやすい環境と言えます。
さらに子どもが問題を解いているところ(もしくは答え合わせだけ)を親が一緒にみてあげることで、答えの正誤だけでなく、解き方のプロセスがあっているかを確認することができます。もし親が解き方のプロセスがわからなければ、一緒に教科書もしくは解説動画等をみて、一緒に考えます。
いわゆる「伴走」というやつです。
そうすることで、子ども自身の学びもはかどるし、親も子の苦手がどこなのかを把握できることができます。
中学受験の問題は難しいと感じていらっしゃる方もたくさんおられるかと思いますが、私たち素人の大人が教えられるのは小学生までと言われているように、まじめに解説等を読んだらわからないことは基本的にないので、受験までの3年間、自身の復習も兼ねてトライしています。